2017年11月9日木曜日

思い出

思い出
 
人の記憶って弱いのか強いのかわからない。情けない話だが僕は昨日の昼ごはんも全く思い出せない事は普通にあるし、お客さんの名前も同級生の名前も、いまや携帯があるから電話番号なんかは10も覚えてない。彼女の名前も昔の彼女の名前で呼び炎上した事は一度や二度ではない。それでも、そっと心の扉の奥に大切にしている思い出は、数えられないけど星の数ほどある。だって50もなればね。
 
その、心の扉の奥にしまってある思い出はもう楽しい思い出ばかり。えーかっこゆーたら美しい思い出。そして、それらは過去の思い出やから背中を押されれば涙があふれる夜もあるかもしれない。
 
その思い出は、お金があったから出来た思い出とプライスレスの思い出と2つに分かれるかもしれない。
 
先日、少し洒落た思い出のカードが一枚増えた。
 
うまくは言えないけど、マイナスの出来事により普段見ていた景色が輝いて明るくなり、見過ごしていたかも知れないあの人の良さに今になって気づき、その人に会いたくなった。
 
マイナスの出来事が、いろんな事を教えてくれた。やらしい話、少しお金は払って財布はきつくなったけど、それがなかったら見えないままの人生を過ごすとこだった。結論から言えば、マイナスよありがとうなのだ。